全国統一行動・意思統一集会の書記長報告(要旨)
全労連・国民春闘共闘、自治労連の提起を踏まえ、意思統一集会と横浜労連との共同の宣伝行動を行い、全国統一行動に合流する。
春闘の主要課題は、労働者の大幅賃上げ・雇用の安定による内需主導の経済再生を求め、生活を擁護し、要求を実現する闘いだ。
記録的な物価高騰がくらしを直撃している。国民・労働者のくらしは苦しくなる一方だ。大企業の内部留保は、500兆円に膨れ上がり、これを数%程度取り崩せば賃上げは十分可能と言われている。
全労連公務部会・公務労組連絡会は、国家公務員法第28条の情勢適応原則にもとづき給与改善を直ちに行うことを強く求めるとともに、全国の仲間の職場で「緊急勧告」を求める運動を提起している。本日の集会でも「緊急勧告」を求める決議を確認したい。
昨年の賃金確定闘争での非正規含めた賃上げは、春闘期から民間の仲間とともにたたかいを進めてきた成果である。資産家・富裕層の応分の負担により、大幅な賃上げ、生活できる最低賃金制度の確立、働くルールの確立、社会保障制度拡充を今春闘で勝ち取ることをめざす。
要求実現のためには団結することが大変重要だ。非常勤職員要求闘争をはじめとする職場要求を基本にした運動とたたかいの成果に確信を持ち、何が何でも増勢に転じる構えで、仲間を増やすことを要求とし、全力を尽くす決意だ。