7月25日、「カジノ誘致ストップ!住民自治を取り戻す!市長選勝利をめざす市民のつどい」が関内ホールで開かれました。40年ぶりに横浜市で直接請求を成立させた「カジノの是非を問う住民投票条例」制定の直接請求運動から発展した「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」が主催。司会は横浜市従業員労働組合(書記局支部組合員)が務めました。参加者たちは、市民の統一候補が誕生することを大きな拍手で歓迎しました。
新型感染症の拡大を受けて、「カジノ誘致ストップ!住民自治を取り戻す!市長選勝利をめざす市民のつどい」は、空席を設けた大ホールで開催されました。
カジノよりコロナのデータサイエンス
街頭でのコミュニケーション活動の合間を縫って、横浜市長選挙予定候補者の山中竹春さんが登壇しました。
3つのチェンジ 5つの目標
参加者の拍手で迎えられた山中さん。「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」(以下、横浜市民の会)代表世話人の岡田尚さんとともに、「市政運営と政策の基本に関する協定書」(以下、政策協定)への署名をおこないました。
「政策協定」において、「横浜市民の会」と山中さんは、市政運営と政策の基本に関して合意し、8月22日投開票で実施される横浜市長選挙に勝利し、住民自治にもとづく真に市民本位の市政を実現するために相互に協力し、全力を傾注することを確認しました。
山中さんは、「『横浜市民の会』が望む横浜市長の姿」を受け止め、その趣旨を市政運営の基礎に位置づけて、政策の実現に向けて努力します。
山中さんが実現に向けて努力する政策は、<3つのチェンジ>(カジノIR推進市政をチェンジ、市民の声に耳を傾けない市政をチェンジ、自助努力と国・県後追いの新型コロナ対策をチェンジ)と、<5つの目標>です。(「政策協定」写し)
「自己責任」終わらせる あたらしい政治
政策協定への署名を終えた山中さんは、「みなさんと一緒に必ず住民自治を取り戻す。コロナ禍で自己責任が成り立たないことは露呈した。古いしがらみだらけの政治を続けるのか、開国の地にふさわしいオープンな柔軟性ある市民の政治を始めるのか。あたらしい横浜を始めよう。山中竹春はみなさまと一緒にたたかい抜きます」と決意表明。参加者は大きな長い拍手で応えました。
市民に依拠して対話をひろげよう
「つどい」の終盤にわが組合の政村修中央執行委員長が、住民投票の運動から継続する市長選挙を「『唯一のコロナ専門家、真のカジノ反対 山中竹春さん』を打ち出し、対話を広げよう」と当面の行動を「横浜市民の会」事務局長として提起しました。
集会には、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、緑の党、新社会党の5政党と、「カジノ誘致反対横浜連絡会」と「ストップカジノ市長選共同アクション」の2市民団体が応援のメッセージに駆けつけました。