「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」と山中竹春横浜市長予定候補が7月25日に締結した「市政運営と政策の基本に関する協定」は次のとおりです。
「政策協定」
市政運営と政策の基本に関する協定書
カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会と山中竹春横浜市長予定候補は、市政運営と政策の基本に関し、以下の内容を合意し、8月22日投開票で実施される横浜市長選挙に勝利し、住民自治にもとづく真に市民本位の市政を実現するために相互に協力し、全力を傾注することを確認する。
山中竹春横浜市長候補は、カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会が提示する「『カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会』が望む横浜市長の姿」を受け止め、その趣旨を市政運営の基礎に位置づけ、次の政策の実現に向けて努力する。
<3つのチェンジ>
1、カジノIR推進市政をチェンジ
治安の悪化や地域経済の荒廃を招き、市民生活に有害なカジノを含むIR誘致はただちに撤回し、事業者選定や関係する予算、機構などを速やかに停止及び見直すこと。山下ふ頭再開発計画については、市民や関係者の合意形成により、新たな社会経済情勢も踏まえた魅力ある事業計画を再構築すること
2、市民の声に耳を傾けない市政をチェンジ
住民自治を市政の根幹に貫き、「自治基本条例」と「常設型住民投票条例」の制定をはじめ、市民参加と住民自治を促進し、市民の声を施策に反映する仕組みを拡充すること
3、自助努力と国・県後追いの新型コロナ対策をチェンジ
新型コロナウイルス感染症対策について、自助努力と国・県の後追い姿勢を改め、科学的知見と客観的データを重視した基礎自治体としての対策を抜本的に拡充すること。ワクチン接種の促進、PCR等検査体制の拡充、公衆衛生と医療体制の拡充、生活と営業の困難に直面する市民・事業者への支援、エッセンシャルワーカーの適正な待遇と人材確保などの施策を進めること
<5つの目標>
1、困難に直面する市民を見過ごさない、市民誰もが享受できる医療・福祉・子育て・教育施策を進めること
2、市民誰もが豊かになれる経済・雇用施策を進めること
3、情報公開と市民参加を促進し、市民的合意を重視した安全・快適で災害に強い持続可能な都市づくりを進めること
4、持続的社会を創造する再生可能エネルギーへの転換促進、緑の保全を推進するなど環境施策を進めること
5、世界に開かれた国際港都として国際文化交流の発展と国際平和を発信する施策を進めること
「政策協定」